流れに身を任せることは近道
私たちは、目標を決めたとき、無理矢理何かを起こそうとすることがある。
目標を達成しようとするあまり、心が望む事ではなくても、雁字搦めに自分をコントロールしようとする。
しかしこれは、目標を達成するどころか、理想の形から遠ざかってしまう。
心の声に従わないでいると、体調を崩す結果になる。
自分の心が、そっちに行きたいと言っているのに、そっちに決めないから。
NOと思っているのに、相手の目を気にして、自分の心に我慢をさせてしまうから。
身体が、身を犠牲にして教えてくれているのだ。
最近、原因不明の体調不良だという悩み相談をされることが度々ある。
病院へ行ってもどこも悪くない結果だそうだ。
その手の悩みは得意なので、すぐに解決に導いてあげられる。
原因は、『心』や『言動』にあるからだ。
そこに気がつくことができれば、治りは早い。
結局、自分の心の声に従わないで我慢したり頑張りすぎると、自分ではよく我慢した、頑張ったと思うかもしれないが、望まない結果を引き起こしているに過ぎない。
人に本心を素直に伝えたり、心が求める行動をとることは、なかなか難しいかもしれない。
自分を本当に大切にしてくれる人には本心を素直に伝えられるが、自己中心的な人には、怖くてなかなか本心を伝えられない。
それは相手が不機嫌になることで、自分が嫌な思いをするから。
自分を守るために、本心を伝えられないのだ。
いつになったら抜け出せるのかと悩み、行動してみるが、行き着くのは、
『流れに身を任せる』しかないというところ。
だから、今やるべきことをとことんやりぬく。
満たされない心を満たすために、望まない何かに依存して現実逃避などしている場合ではない。
そんなことにエネルギーや時間を費やすより、目の前にできること、やるべきことがあるだろう。
身体が求める健康的な食事に変えたり、断捨離したり、無駄な脂肪を落としたり、自然の中で過ごしたり。
それらは絶対に人生を良い方向に変えるから、まだできていないなら、やった方が良い。
そうすれば、自然なタイミングで、願いが聞き入れられる。
心から望む状況を手に入れるために。
夢を叶えるために。
わがままに生きている人は、まわりを巻き込み欲しい物をどんどん手に入れるが、わがままであるゆえに、気にしなくてもそのうち勝手に好きなところへ、自分のわがままを聞いてくれる人の心へ引越しをしていくからだまって見ていると良い。
こちらが無理をしなくても、いつかどこかへ行くから。
そのために、自分のレベルを引き上げよう。