早起きは得
今まだ0歳の娘と一緒に寝ており、この子はとても早起きである。
4時前に起きてしまったときには、頑張って寝かしつけようとはするが、寝ずに遊んでしまっている。
ハイハイができるようになったので、目を離したすきにベッドから落ちてしまってはいけないため、私はトイレにすら行きにくい。
だっこして行けばよい?
右には2歳の子も寝ており、だっこしてベッドから下りるのにも障害物があるため、寝起きでなかなかその力は湧いてこない。
困ったものだ。
寝ようにも寝れないが、電気をつけてガチャガチャ行動するにも他の人を起こしかねない。
そのうちだんだん外が明るくなってくる。
もう、二度寝もすることなく私はそのまま起きることとなる。
ああ…もうちょっと寝れたら良かったなぁ
とは思うのだが、この時期この時間帯に起きていると、多くの人が見れないとても素敵な物が見れるのだ。しかも天気が良ければ毎日。
それは…
真っ赤に光る大きな朝日。
すっっごく綺麗で神秘的。
赤い光が家の中にまで届いて来る。
これが私は大好きなのである。
朝日が赤からオレンジに変わり、オレンジから黄色に変わって行くこの移ろいをじーっと見て太陽のパワーを感じるのが好きなのだ。
この世界全てに、この明るい光を毎日届けているなんて、すごい存在だなぁなどと考えながら。
朝日が昇るこの時間、私はまるで太陽を独り占めしているような気分になる。
そして贅沢なことに、この巨大な朝日のパワーを浴びさせて頂いている。
実に素晴らしい。
毎日、世の中でどんなことがあっても、必ず光と共に朝をもたらす。
そして無条件に誰にでも光を与える。
その光を誰が生かそうが、誰が無駄にしようが動じることなく、また次の日も必ず、無条件に全てに光を届けてくれる。
この素晴らしい慈悲や博愛さはなかなかできることではないが、見習いたいものだ。