スマホではなく子供の顔を見る
毎朝、外が明るくなるとともに、隣で寝ている赤子が早々と目を覚ます。
まぁ大人しいもので、近くにある物を手に取り、口に入れて一人で遊んでいる。
そのうち私も目を覚ます。
まず、『今何時?』とスマホを手に取り、気になることをチェックし、しばらくそのまま過ごしている。
ベッドから出てしまうと泣き出すかもしれないので、しばらくそこで過ごす。
チラッと隣を見ると、目が合う。
そして嬉しそうにニコっと笑う。
またスマホに戻る。
気になってまたチラッと見ると、目が合う。
そして嬉しそうにまたニコっと笑う。
またスマホに戻る。
でも…
本当は、もっとかまってあげた方が良いとわかっている。
目が合うだけで嬉しそうにしてくれるのに、ひどい親だな。
そこで5分本気で子供と向き合うのと、5分本気でスマホをいじるのとでは、明らかに、前者の方が、子供にとっても私にとっても良いことだらけだ。
子供の姿を見るだけで、学べることはたくさんある。
私はその機会をたくさん逃してしまっていた。
気がついていたのだけれども、見て見ぬフリをしてきてのだ。
これからは、もっと子供の姿を見て、今何が足りなくて何が必要なのか、考えてみよう。
子供の姿は、それまでの自分の全てを教えてくれているのかもしれない。