相手は変わらない
いつまでその不満を我慢し続ける?
自分が我慢しているのをわかっているのに、それを相手がそうしてくれて当然だと感じているのなら、その相手は自分のことを条件付けでないと愛せない証拠だ。
無条件の愛というのは、相手が何者であれ、自分の全てを捧げることができること。お金も時間も命でさえも。
『この人は◯◯してくれるから』
『この人は収入の安定があるから』
『この人はご飯を作ってくれるから』
『子供の世話をしてくれるから…』
相手が自分に◯◯をしてくれなくなったらどうだろう?
相手の収入がなくなってしまったらどうだろう?
ご飯を作らなくなったらどうだろう?
これらの考え方の人は、まぁ騒ぐだろう。
こういうタイプは自分が大事だから、自分に良くしてくれる相手が好きなだけ。
自分にとって都合が悪くなれば、相手を責める。
それが、条件付きの愛という証拠。
真の愛ではない。
しかし本人は、それに全く気がついていない。
自分はしてあげている、◯◯をしてくれないなら自分が被害者だと思っているのだ。
そして、相手に依存してしまっている。
多くの場合、相互依存だ。
自分がいなければ、相手は生きていけないと思い込んでいる。
生きていけないわけがない。
乳飲み子であるまいし、手足も目も口も耳もついている。
助けてくれる人だって必ずいる。
本当はほっといても、相手は好き勝手に生きていけるのに。
依存して、相手の人生の邪魔をするのはもう辞めにしよう。
例え自分が転職や引越しなど、これからどんな変化を望んでも、自分らしく、生き生きと生きていく姿を心から応援してくれ支えてくれる人こそ、生涯そばにいるに相応しい。
自分に依存している相手に依存するのは、早めに終わりにすべきである。
無理にそのようにしないとしても、必ずそのような流れにはなるのだが。
だから、自分の胸に手を当てて、心の本当の声を聞いてみよう。