やりたいことを制御する者とは
自分がやりたいことを制御する者とは、それを、反対する相手、嫌な顔で文句を言う相手、しばらく嫌な雰囲気を続ける相手だと思ってしまうところだが、実は、『傷つきたくない』、『傷つけたくない』、『反対されて話し合うのが苦痛』、『相手の嫌がる顔を見たくない』と思っている自分自身である。
それに打ち勝つことは、それからの自分の人生を大きく変えることとなる。
しかも、とてもとても良い方向に。
しかしなかなかそう簡単にはいかない。
勇気を振り絞って本音を伝えても、やっぱり予想通りの答えが返ってくる。
予想通りの反論っぷり。
今まで相手の思考に従わなければならないと洗脳されてきたのだから、それ以上先に進めない、ブロックがかかる。
『やっぱりかー…』
と思って黙ることにする。
本音を伝えたところで、意見は通らないし、自分の考えに賛成もしてくれない。
やっぱり言わないことにするという結果になってしまう。
でも、これって、助けてくれる第三者なんていない。
誰かが介入してきたところで、この相手はその人の言う通りにする訳がない。
実に厄介な問題だ。
押してダメだら引くしかないのか。
それとも、押し方を変えるのか。
自分の奥の奥の奥にある本音を、思い切って伝えてみるのはどうだろう。
きっと、相手はそれに向き合いたくないからその場から逃げる選択をするだろう。
また解決は先延ばしに?
でも…
生まれてきた意味は?使命は?
このままで誰が喜ぶ?
命を与えてくれた親や神様は喜ぶ?
子供達が喜ぶとでも思い込んでる?
誰も喜んでなんかいない。
そんなところにエネルギーを注いでいるなんて実にもったいない。
せっかく与えられた素晴らしいものを、こんな狭い人間関係でしか使っていないなんて。
心から応援し、助けてくれる親や神様に失礼だと思う。
与えられた命は、あたかも正当化しているような、常識かのように思わせるような、自分勝手なわがままのくだらない制御によって、もし抑えられているのなら、このままではいけない。
何とか乗り越えなければ…と、私はまだ苦戦しているが。
まず、“この事実に気がつくこと”が、とても重要。
仕事でも家庭でも友達関係でも、共通に言えることである。
気がついて、希望と信じる心を持ったら、ちゃんと導かれるから。